以下2004年のブログからの転載です。
2004/6/6
今日も雨です。朝から・・・そろそろ入梅だそうです。嫌やな~。ジメジメ感がたまりません。
そんな日本を来週から、しばらく離れます。マジです。USAに行ってきます。マジです。西海岸へ。14時間かけて。マジです。流通業の勉強で、行ってきます。マジです。ついでにいろんなモン買ってきます。マジです。去年も行ってます。嘘です。
イヤ、ホントに去年もアメリカには、勉強で行っています。 勉強で行くので、遊ぶ時間はそんなに無いのですが、夜全てが終わってから(大体、AM1:00ごろ)、出会った人とお酒を飲みながら、仕事の話や、冗談を言う時間が今から楽しみです。そして、眠い目をこすりながら、早朝から、また勉強するあのあわただしさも、結構好きです。
来週から、しばらく日記がかけないので今週は気合を入れて書いていくつもりです。あと、ちょっとお勧めのスポットもあすから書いていきます。
2004/6/6
ではさっそく、LAからお勧めのスポットを特に、ショッピングや、エンターテイメントを中心に。
まずは、ショッピングから。アメリカは日本でいう総合百貨店がありません。食品や電化製品などはアメリカの百貨店では、一切とり扱いが無いのです。日本でも最近増えてきていますが、ショッピングセンター(以下SC)の中に、テナントとして百貨店があるのが、アメリカではポピュラーな形態です。しかし、そのSCでも、食品を扱うゾーンはないのです。食べるところはあっても、食材を扱う店は、SCの中に一切ありません。
普段の買い物をSCでする慣習がアメリカにはないのです。まず、そこにびっくりします。でアメリカでというか、世界的に有名なSCがLAにあります。それが『サウスコーストプラザ』。
めちゃめちゃ大きいんです。SCの中にいわゆる百貨店が全部で4つ。そして、百貨店ぽいところが後何軒か。その百貨店の間にモールが放射線状に張っています。そのモールの中に、アメリカで有名な、日本でも有名な、専門店が何100軒とあるんです。LAには、他にもSCはたくさんありますが、純粋にショッピングを楽しむなら、ここが一番です。一日いや2日ぐらいはここで楽しめる規模ですから。SCの中心から一番端まで歩いたら30分かかります。楽しんで歩いたら、ま~3時間はかかります。私の場合は、5時間いつもかかります。別に、いろんなところで買うというわけではなく、見てたら、楽しくて楽しくて。それだけ専門店がどれも魅力があるんです。
面白くごはんをたべるなら、名前は忘れたけど、アマゾンをテーマにしてるレストランがお勧め。(レインフォレストカフェ)
店のまわりで、雨が降っています。人工的に。ただし、子供さんがいっぱいで、夜は順番待ちで疲れます。時間はずれにいくのがいいですね。去年知り合いになった人5・6人で行った時、店のスタッフにビールを背中にこぼされた人がいて、その人は店のオリジナルTシャツ貰ってました。日本人なら、着るに勇気の要るおもしろ~いTシャツを・・・。ビールをかぶった人は、めちゃ怒ってましたが、ちょっとうらやましかったですね。話のネタにもなるし、Tシャツはお土産にもなるし・・・。ちなみに店の隣ではオリジナルグッズをうっているゾーンがあって、そこでそのTシャツは19ドルで売ってました。
そうや、アメリカはこの時期サマータイムです。LAでは夜の8時前まで、お日様のあかりがあります。だから晩御飯を遅く食べる人には、お日さんが、見える時間におなかが空くのでなんか不思議な時間を過ごすことになるでしょう。優雅な気分に浸れます。
もういっちょ余談。アメリカ西海岸はTシャツ・ポロシャツ・ジーンズ・綿パンで十分すごせます。だけど、KANIとか、NIKEとか大きいロゴの入ったものを着るのは避けた方がいいです。私は絶対着ません。日本人とすぐばれます。あと女の方はあまり露出の多いものは着ないほうがいいです。夜は本当寒いし、エアコンはめちゃ効いてるし・・・。それにやっぱり日本人とすぐばれます。
私たちも集団で行動するから大きいことはいえませんが、空港の中の、大きいブランドのロゴの入ったTシャツを着てる集団やキャミソールやホットパンツやあと、カーゴパンツ着てる集団は99%日本人です。私も最初の時、そういう格好でしたので、カッコ悪いし、寒いしで、急いでTシャツ買って着がえた思い出があります。
話を元に戻して、サウスコーストに戻ります。GAPとか、安い店もありますが、比較的アメリカではこのSCはアッパーな価格設定のお店ばかりです。だから、ほんとちょっとしたお土産を買いにいくには、あまりお勧めではありません。見るのを楽しむ、おしゃれなものをチョイスするSCです。LAにきたらいっぺん行く価値のあるところなのは間違いありません。楽しさ、スケールの大きさはけた違いです。明日は、もうひとつのSCと、お勧めのスポットをお知らせします。では。
2004/6/7
今日はまず『タスティンマ-ケットプレイス』をご紹介します。これもLAのSCです。特徴はいわゆる百貨店があってその周りに専門店がへばりついている形のものじゃなくて、どでかいカテゴリーキラー専門店の集まったSCです。ひとつの専門店が500坪以上あり、全てが独立した建物です。トイザラスや、私も好きなIKEAや、ホームセンターが入っています。もちろん食品を扱うゾーンは無いです。どの専門店も非常に有名なところばかり。独立しているので、みんな車で目的の店の前まできます。有名じゃない、特徴の無い専門店はまず、ついで買いが無いので、経営が成り立たないでしょう。
めちゃでかい専門店が全部で100軒以上あります。駐車場はけた違いに広い。一番東の店舗から、一番西の店舗をみるとかすんで見えます。アメリカの土地の広さを利用した典型的SCです。アウターやアクセサリーなどの有名ブランドの店は入っていません。ですから、あまり日本人のかたにはなじみのないSCかもしれません。実際来ている人も地元の人ばかりです。でも、普段のアメリカ人の生活の様子を見たい方や、ホーム用品に興味のある方は、是非とも行ったほうがよいSCです。のんびりできますしね。
ちなみに、IKEAとは、あのファイトクラブでも主人公が通販で買うところが写ってる、北欧出身の家具の大型専門店です。値段もリーズナブルが特徴です。私はここが大好きです。セルフで家具を見ていくのですが、陳列がテーマごとにされ、非常に分かりやすい。見やすい。全てのアイテムを見ようとすると、1時間はかかります。その1時間があっという間に過ぎるんです。みんな、いろんな小物をかごに入れて、ホントショッピングを楽しんでます。その雰囲気が独特でそこが、私の好きな理由の一番です。ただ、レジが混むことには、辟易します。お客さんが、一人で何10点ものアイテムを買う上に、みんなカードで払うんです。その手続きが長いこと、長いこと。もっとレジ増やしたらいいのにね。
他にもいろんなSCありますが、LA編はこれでおしまい。アウトレットのSCで有名なところもいくつかありますが、もし、旅行ツアーでLA行ったら、必ず行くので、省いちゃいます。では、次はエンターテイメント編。
夜の食事場所について。まず。どこで食べても安い。これが、一番の特徴です。味も意外といけます。あと、肉類に辟易したら、LAには、すしバーが多いので、そこに行くといいですよ。これが、またどこ行ってもおいしい。安い。なんでだろう?カリフォルニア巻きというのがあるので、一度食べてください。アボガド巻きだと思うのですが、日本では食べる気の起こらない食材も、アメリカで食べると、おいしく感じます。味はトロみたい。ここで気をつけないといけないのが、店内ではタバコ一切駄目です。食事後の一服は店外で。知ってるよ、と言う方も居てるでしょうが、意外とその場に行くと、忘れちゃいます。そしてタバコ吸う人は、ホント不便に感じることでしょう。
ちょっと長くなったので、今日はおしまい。明日は、ディズニーランドのこととサンタモニカについて書きましょう。では。
2004/6/8
LAにきた日本人がま~100%いくであろうディズニーランドのことと、ユニバーサルスタジオのことを書こうと思ってましたが、やっぱ今日はやめ。いつか書きます。
だから今日はサンタモニカについて。海岸沿いの意外と小さな町で、LAと比べると、お年よりも、ゆったり生活できるような町です。最近治安もよくなって、日本人もよく行ってます。観光スポットにもなっているビーチには、ながい桟橋がかかってますが、それは、あのフォレストガンプでトムハンクスが、ゴールしたシーンで有名なところです(ガイドさんの受け売りです。アバウトですがごめんなさい)。日本でいう保養地もありますが、じつは、LAに働きに行く方の住宅街でもあるところがミソです。いろんなところで朝市が開かれてます。いろんな野菜や、果物が売っていて、店の人が行く人に声をかける姿は、日本の朝市そのもの。ただ、ちがうのは、路上パフォーマンスしてる人がいたり、ギター弾いてる人がいたりと、みんな好き勝手やってるところ。なのに、以外と騒々しくないんです。不思議と。そこがよかったな。私は。そうだ、アメリカンチェリーがおいしいです。お金も払っていないのに、20個ほど袋に詰めて店のおばちゃんがくれました。
私が行くのはいつも、6月なのでこのアメリカンチェリーが旬らしいです。アメリカの食べ物というと、ハンバーガー・アメリカンチェリー・にんにく入りの食べ物と思い出すぐらい、アメリカンチェリーはどこでも売っています。そうだ、アメリカ行ったら、食べ物のサイズ聞かれたらSサイズがいいですよ。それでも十分おなかいっぱいになります。ハンバーガーセットには必ずポテトと、飲み物がつきますが、下手するとハンバーガー食べる前にその大きさでおなかいっぱいになることも。ポテト全部食べたこと無いです私は。
タランティーノのパルプフィクションで、ジョントラボルタがフランスではポテトに、マヨネーズ書けることにびっくりしてましたが、アメリカではポテトにケチャップをかけます。それも日本人から見たらびっくりするんですけど・・・。ちょっとつっこみをいれたくなります。アメリカの人は実に気前よく、なんにでもケチャップをかけます(ちょっと偏見かもしれません)。ハンバーガー屋のレジには、ご自由にとケチャップの小さな袋がかごの中にいくつも入っています。それを普通の人で3個。多い人で5個も6個も7個も取る人がいます。持って帰る用じゃないんですってば。(笑
そのケチャップ全部使い切って、食べるンですから。高血圧になりますよという見本になる人が多いです。ホント感嘆します。私は2個取ります。薄口の好きな私はもう、それで十分です。誤解の無いように付け加えます。アメリカでは、ハンバーガーやポテトに下味をあまりつけていないのも、理由です。ご自由な味でお食べください、というお店の姿勢でしょう。でも、それにしてもケチャップかけすぎだと思うけどな~。
すしバーがアメリカで受けるのは、そんな食環境のなかで健康に気遣う人が増えてきてるからでしょう。そして、すしをアメリカ流に見事にアレンジしてます。すしはアメリカ文化特に、西海岸文化の健康料理のひとつになっています。
サンタモニカのこと書こうと思ってましたけど、全然別の方向に行っちゃいました。またの機会に書きます。では明日はサンフランシスコのこと。特にショッピングについて書く予定です。あくまでも予定ですけど・・
2004/6/8
時間があるので、ついでにサンフランシスコのこと書いときます。6月13日に出発なのであまり時間はありません。色々早めに書いときますね。
気候は、この時期でも結構寒いです。太陽が出ていないと、Tシャツ1まいでは寒くて外出できません。ジャケットか羽織ものもしくは、裏起毛のトレーナーがおすすめです。LAとは全然違います。ですから、お店の取り扱い商品もTシャツだけでなく、いろんな取り扱い品目があってLA以上に見てて楽しいです。NYと雰囲気にてるかな?と言う感じです。霧の都SFというだけあって、橋の上や、山の上では霧がかかることが多い。昼間でもヘッドランプつけて走ってる車ばかりです。たしか・・・
そして、道路沿いの住宅は、昔の地震のこともあり、倒れにくいよう壁と壁の間が開かないよう、ぴたっとくっついています。ちょっと初めて見た人はびっくりしますよ。異様ですもん。しかも、人口密集が高く、土地が高いためか、どの家も小ぶり。日本の住宅事情とよくにています。火事が起きたらどうするんだろう?燃え広がるンちゃうかなと思いガイドさんに聞くと、非常に燃えにくい素材で家を建てているので大丈夫との事。ホントかな?と思いました。
ショッピングの前にいろんな観光スポットに行ってください。いろいろありますから。ガイドさんに聞けば一発です。また書きます。
そんな中、普通日本人が観光で行かない所に行く機会がありました。どこか?大学です。アメリカの。SFはアメリカでも非常に大学の多い地区。特にIT産業が絶好調だったSF周辺は企業がひくてあまたで大学生を欲しがってます。去年の話なので、今は分かりませんが、月給何万ドルというひとがごろごろいたらしいです。ガイドさんの話では。実際町を走る車は高級車が多いこと多いこと。日本車も多いですが・・・。アメリカもバブルやったんですね。去年まで。きっと。
で私たちが行った大学ですが、バークレー工科大学。知ってる人も多いと思います。あのベアーのマークで有名なところです。早速記念写真を写して、学校の中に、敷地は広いです。でもびっくりするほどじゃないです。しかもその雰囲気は日本とよく似ています。ジーパンにトレーナー姿の学生が4・5人でつれだって歩いてる姿は、ビバリーヒルズ高校白書に出てくるあの姿とは、全然違います。ま~夏休みということもあるのですが、そんなにキャーキャーと言う雰囲気は感じれませんでした。ふと気づくと意外と歩いている学生さんの人種の多いこと。アジア人ぽい方があちらこちらで居てます。そうなんだこれがアメリカなんだなと思いました。ぐるット一回りして、生協らしいところに着いて、見つけちゃいました。大学のグッズです。ペンや、Tシャツいろいろです。私はついつい黄色のトレーナーを買いました。チャンピオンのトレーナーに大学のロゴをプリントした裏起毛のパーカーです。気に入りましたね。今年の2・3月はよく着てました。生地もあまりよくなかったので、今ではすっかりよれよれです。
大学を後にし、門前町へ。サテンやゲーセンはよく見かける光景です。しかし本当にアウター売ってるお店が門前町のわりに多いこと多いこと。で、今一番私が気に入ってるお店を見つけたんです。ホント衝撃的でした。色々うちのお店の参考にしています。『アーバンアウトフィッター』です。GAPやリミテッドも確かにいい店です。だけどこの店は・・・一度アメリカへ行ったら是非行ってみてください。何ヶ所かあるらしいです。ちょっともったいなくてここではかけません。もしメールでよければ、お知らせします。メール
すみません。でも、行ってくれたら気に入りますよ。僕ぐらいの年齢の方なら。と言うわけで、門前町を3時間ほどで後にしました。そして、いっぱい有名店のあるダウンタウンへ。
なんでもあります。リーバイス・プラダ・ラルフ・ローレン・ナイキ・エディバウアー・ティファニー。全て大型直営店です。そんな中出来て間もないリーバイスへ行ってみました。アメリカではリーバイスは最近不振らしいです。いろんな店でリーバイスを扱っていますが、どこもリーバイスはSALE対象品。メーカー価格(?)を守っているお店なんてありません。そういう状況の中リーバイスが直営店という形でSFに一号店を出しました。
感想は、はっきりいわなくても、すごいです。非常に近未来的なつくりをしたお店でした。だけどね、カウボーイというか、作業服からスタートしたリーバイスのイメージとは合わないような気がしました。近未来的つくりをしたお店はアメリカにはいくらでもあります。ナイキタウンがその最たるものでしょう。それとね、かぶるんです。イメージが。リーバイスに行っているのにナイキタウンに来てるような気がしました。あくまでも私の感想ですけど。でもま~行く価値のあるお店なのは間違いありません。お店でストーンウォッシュしてるし、ここに行かないとないアイテムもあるし、ちなみに私もジーンズとTシャツとシャツを買いました。今でも着ています。
次に、アメリカ行くと必ず買うお店バナナリパブリックの基幹店に行きました。LAのそれと比べると品揃えは圧倒的にSFが上です。ここの私のお勧めはシャツです。たしかGAPグループの中にバナナは入りますが、お値段はGAPよりちと高め。決して品質が最高とはいいませんが、バナナ独特の味のあるシャツは、一度着たら気に入ります。飛行機の中や、部屋の中で重宝しました。
ちょっと長くなりました。ではこの続きは明日です。
2004/6/9
なんかいろいろ書いてると、とめどなく話が出てきます。断っておきますけど、決して私は英語得意じゃありません。実際アメリカにいって最初の頃は、英語で話し掛けられたら、しどろもどろでした。挨拶をしてくれても、下を向いたままとおりすぎます。店に入っても、店のスタッフが話し掛けてきたら、手でさえぎってそのまま逃げてました。その私がどうしてもお土産を買うために、お店のスタッフに英語で話し掛けなくてはいけない状況に追い込まれた時、ジェスチャーや片言の英語で通じたんですね。なんやつうじるやん。それからは挨拶されても、平気です。気をつけないといけないのは、真剣なことをいうときは真剣な顔でいてください。愛想笑いはだめです。本当にありがとうと言うときや、挨拶する時に笑い顔を見せるほうがいいですよ。あとはなんも怖いものはありません。
でSFの話の続き。昨日書いたように、なんでも買いたいものは見つかるのがダウンタウンです。ショッピングを楽しんだ後、ご飯を食べるのですが、ダウンタウンは食事するところもたくさんあるので、非常に便利。チャイナタウンも近いので、おすすめです。そういやホテルからチャイナタウンへ行くときタクシーを使うことになりました。で、タクシーがきたというので、ホテルの前に行くと、でっかいハイヤーがきてるんです。急いで私が呼んだのはタクシーで、ハイヤーじゃないと運転手に言うと、すべてタクシーが出払っているので、これを使え、料金はタクシーの料金でいいというのです。よろこんで、乗りました。ただね、6人が乗るといっぱいです。全然ハイヤーじゃありません。しかも、テレビをつけようとすると運転主が、さわるなっていうんですよ。酒も飲んじゃいけない。なぜならあんたらは、タクシー料金しかはらわないのだからっていうんです。早口で。
タクシーのほうがよっぽど快適やなと思いました。でもハイヤーに乗る機会ってほとんど無いと思います。貴重な体験でした。そんなこんなで、チャイナタウンへ行って、ご飯を食べて、お酒でも飲もうかと言って4人ほどで、バーに。ちょっとあやしいけど、まあいいかと思ってしこたま話をして、飲みました。でみんなふらつきながら、ホテルへ。それでその日はおしまいでした。
翌朝、タウンガイドを見てると、私たちのいったあたりには、『決していかないほうが良い地区』をあらわす斜線が引いてました。ダウンタウンは中心街は安全ですけど、ちょっと外れると、とたんに治安が悪くなるんだそうです。その話は知っていたんですけど、その危険な地区がどこなのか知りませんでした。私たちは、その危険な地区をずっと通って、ホテルへ帰ったんですね。運が良かった、ただそれだけです。みなさんもSFでは、それだけ注意してください。あと、道路とおってると、お金をせびるおじさんが声をかけてくることがあります。これも完全無視が大事です。愛想笑いは絶対駄目です。こんなおじさんは空港でもいます。寄付してくれとか、ただたんにお金をくれだとか、完全無視をしてください。下手にかわいそうと思って財布をだすと、彼らは、財布ごと取って行ってしまうことがあります。財布をカバンの中にいれていた人がかばんをこじあけられ、パスポートごと盗まれた現場に立ち会ったことが実際私にはありますので。
SFはLAよりも、日本人に合う町だという結論でサンフランシスコ編はひとまず終了。
2004/6/9
シアトルについて、書いときます。実は今回行きません。イチローのいるシアトルの現状をホントは見ときたいんですが。できることなら、球場にいって試合を見たかったんですけど。ノードストロームというアメリカでも有名な百貨店の本店、コーヒーで有名なスターバックスの本店がここにはあります。日本人が多い町としても有名ですよね。実際空港で日本人は良く見かけます。気候が日本に良く似ているので私も過ごしやすいだろうなと思います。ちょっと寒いけどね。
スターバックスの誕生はアメリカでは、奇跡というように言われています。なぜなら、アメリカンコーヒーって、味薄いですよね。何杯でも飲めるように、味はさておきというのが、アメリカの常識でした。今でも、コーヒー飲み放題の店はアメリカにはたくさんあります。というかそんな店ばかりです。あのファミレスのコーヒーと同じ味です。
おいしいコーヒーをみんなに飲ませたいというのがスターバックスの始まりでした。1杯1ドルのコーヒーが、『コーヒーとは日本のお茶と同じで無料』という常識への挑戦の始まりだったんですね。そして、見事にアメリカで認められたわけです。今では、アメリカのどの空港にも、どの駅前にもあるぐらいポピュラーな存在です。スターバックスの紙コップを持って歩いているサラリーマンがよく見れます。
そのスターバックスの本店に一度だけ行ったんです。その話をしまショウ。本店というのだから、さぞかしきれいなおおきな店を期待していったんですが店前まで行ってびっくり。ホントふるいこじんまりしたところでした。えっこれがあの有名なスターバックス?つづりの良く似た別の店じゃないのというぐらいのお店。別にお客さんの数も、他のスターバックスと同じぐらいの数。しかし、他のスターバックスより店は古い。なんか不思議でした。後で知ったんですが、シアトルの本店は昔のままでおいてるんだそうです。日本なら、大きい企業に成長したら、本社ビルを新築したりすることが多いですよね。その逆をいくわけです、スターバックスは。アメリカには他にも大きい企業なのに、本社は倉庫とか、設立当時のままのビルが本社という会社がいくつかあります。でも、その中は、最新のコンピューターを導入した超近代的なシステムを持っているらしいです。無駄なものは要らない、でも必要なものには投資する。非常に合理的な考え方じゃないですか?私はまったくもって共感しました。みなさんはどうでしょうか?スターバックスがそういう考え方で、本店をそのままにしてしているのかどうかは、分かりませんが。
でもスターバックスが非常に身近な存在のように感じれたのは確かです。そして、昔のスターバックスってこういうお店から始めたんやなという歴史に触れた感じがしました。イチローもスターバックスのコーヒーのんでるんやろか?来年は絶対シアトル行きたいですね。
明日は、私が行ったことのある西海岸で一番おもろい町のことを書きます。
2004/6/10
いよいよ、今週出発です。準備がまだできていないので、ひょっとすると、もう明日からかけないかもしれません。今日は色々書いておきます。まずは昨日の続き。ラスベガスのことについて書いときましょう。
今アメリカで一番おもしろい町です。ゴッドファーザーに出てくるような、シーンはまったくお目にかからないと思います。というよりも、今アメリカで一番安全な町と言ったほうがいいでしょう。夜中12時を過ぎて外に出ても、ストリップストリートという中心の大通りを外れない限り、OKです。子供さんと一緒にきているファミリーのヴァケーションの町、一大レジャーランドになっています。
ここで知らない方に、お知らせ。ラスベガスのホテルというのは、超巨大です。そして、最近建ったホテルはどれも単なる箱型の形ではなく、ピラミッドであったり、遊園地の形をしてたり、一枚の外窓がそれこそ部屋4個分の大きさをしていたり、ホテルごとにスゴイ特徴があります。バスに乗って、あるいはタクシーに乗ってホテルを眺めるとたいした大きさには見えません。しかし、いざホテル間の移動で、近いと思って歩くと、隣のホテルまで5分~10分かかるんですから驚きです。
そして、どのホテルにもカジノがあります。もちろん超巨大のカジノです。どれぐらい広いといえばわかるだろう?そうや、私はホテル内のカジノで迷子になったことがあります。約束の時間に、ホテルのロビーで待ち合わせしようとすると、方向感覚のあやしい人は10分前に部屋を出ることをお勧めします。それぐらい広いんです。ちなみに泊まるのに便利なホテルはフラミンゴヒルトン。きれいとはいえませんが、ストリップストリートのほぼ中心にあり、どこに行くにも便利です。だからツアーで行く日本人は、ここに泊まることが多いと思いますよ。ツアーパンフレットを見るとすぐわかりますが、ラスベガスのホテルの宿泊料金は非常に安いです。飛行機はビジネスクラスにするのはもったいないけど、一応ラスベガスで、高級とされるミラージュに泊まることは意外と料金的に割安です。何日もラスベガスでいるなら、私ならヒルトンじゃなくて、ミラージュに泊まりたいですね。でも飛行機はエコノミーで十分です。そうそうあと、ご飯も非常に安く食べれます。アメリカのどの町のホテルより安いかもしれません。
大体理由は皆さんわかるでしょう。そうです。お金はカジノで使え。そう言ってるんですホテルは。逆に言うと、カジノで遊ばなければ、非常に安くバカンスが楽しめます。ホテルにはプールもあるし、遊ぶところも一杯です。グランドキャニオンツアーもあるし、見るところはなんぼでもあります。ホテルごとに毎晩ショーをやっています。そのショーがおもしろいんです。ただ、人気があるので、一番人気のあるショーなんかは先に予約が必要です。日本の旅行代理店にでも頼んだらいいと思います。アメリカに行ってからでは、もう遅いです。今一番人気のあるショーはホテル・べラジオのショー。予約しといてください。ちなみに私は、ショーを見たことがありません。チケットあまってたら行くんだけどな。べラジオのショー見るならひとつ裏技があります。べラジオに泊まるといいんです。以外とチケットあまってるかもしれません。ホントです。
みなさんが一番悩むであろう、チップの件。私もホテルの枕元に置くぐらいは分かります。ただ、他の部分がまだいまだにもうひとつです。特にベガスでは、非常にチップを渡す機会が多いので気をつけましょう。タクシーに乗っても要ります。料金の約10%程。ウェイトレスにも要ります。1ドルぐらい。カジノで何らかのサービスを受けた場合。1ドルぐらい。1対1のサービスにはなんでもチップが要ると思って間違いないです。しかもチップの額はどれぐらいが適当かわかりません。私の場合はこれぐらいで、何も文句はいわれたことありません。というぐらいです。チップ渡そうとすると、拒否するところも最近増えているそうです。ホテル内のレストランではそういうところも実際ありました。なんにせよ、とりあえずお金を出すそぶりをする。これにつきます。あっそうそう、もちろんショッピングする時はレジで言われるだけのお金をはらったらいいですからね。店員さんにチップを出す必要はありません。サンキューといえばいいだけです。
でいよいよ、ショッピング編にいきましょう。
いくつもベガスにはショッピングセンターがあります。それも超巨大の(もう書きあきました。
アウトレットもあります。ただね。もし時間が無ければ、アウトレットに行く必要はないです。ホントです。観光客相手なので、意外と品揃えが悪いんです。それなら、絶対LAのアウトレットに行った方がましです。私は、ラスベガスに行くと、必ずアウトレットには寄りますが、買ったことありません。
それよりもぜ~~~~~~~~~~ったい行かんと損をするSCがあります。それが、『フォーラム』。カジノに行くよりも優先した方がいいです。たしか、営業時間は9:00でおわっちゃうので。それからカジノでもいってください。今アメリカで一番店の場所代が高いSC『フォーラム』はエンターテイメントにたけたSCです。天井が2時間で一日の夜明けから夕暮れまでそして闇夜まで明るさが変わっていきます。たしか、横浜にそんなSCあったと思いますけど、規模が全然、全~~~~~~~~~然ちがいます。入っているテナントはだれもが知ってるショップばかり。
豆知識として、同じ系列のショップなら値段は他の町にあるショップと同じです。品揃えはショップによりますが、もし気に入ったものがあれば、ベガスで買っても、OKです。後でしまったということはありません。ただフェラガモとか、プラダとかいうのは、わかりません。なぜなら、値段を比べたことが無いからです。
みなさん、アルマーニエクスチェンジというブランド聞いたことあるでしょうか?日本にも扱ってるお店あったかな?ちょっとわかりません。ここはアルマーニのカジュアルブランドでお値段は決して安いとは言えません。だけど、日本人なら好きそうなカジュアルが一杯です。もちろんフォーラムにも入っています。私個人的にお勧めです。
と、ま~こんな感じでラスベガスはひととおりいいたいことは書きました。もし明日時間があれば、もっと細かいトコまで書きます。では。
2004/6/10
ヤッパリ明日書けそうも無いので、追加に少し補足しときましょう。アウトレットっていったい何か?
オリジナルの商品をショップが作るとしますよね。めちゃめちゃ売れたらいいですが、ヤッパリ売れないものもあります。そういう商品をどうするか?やっぱり処理をしないといけません。その捌け口として、店のあるところから外れた場所にそれ用の店を作って安くバーゲン価格で売りさばく、ていうのがアウトレットの原点です。商品のデザインはどうあれ、品質は正規品と一緒。お買い得なことは当たり前です。
よく売れるので、アウトレットばかり集まってSCになっているところも多いです。その店が目的というより、アウトレットが欲しい場合には、その方がヤッパリ便利でスモンね。最近日本でも、アウトレットよく見かけます。でもひとつ気をつけてください。アウトレット用に作ったアイテムが店の中にある場合があります。どう見ても正規の店じゃ見当たらなかったよという商品を見つけたら、気をつけてください。まあほとんどは、去年ものだと思いますけど。
アメリカにもやはりアウトレット用にアイテムを作って販売してるところがあるような気がします。普通アウトレットに出てくるアイテムはカラーがなかったり、サイズがなかったりするはずですよね。フルカラー、フルサイズ揃ってるのはおかしいとおもいませんか?
西海岸で有名なアウトレットは、LAにあります。最近日本の学校の修学旅行で来てるところもあります。去年日本の高校生の集団に会ったときはびっくりしました。あっそうだまだ名前言ってませんでした。『デザートヒルズタウン』といいます。名前のとおり、LAのはずれ西の方角はパームスプリングに着くまで、ずっと砂漠化している平野がずっと続きます。そのちょうど真中に、アウトレットSCデザートヒルズタウンが現れます。超巨大です。有名ショップのアウトレットショップが100軒以上入っています。安いです。日本の人も多く来てると思います。ツアーでLAにきたら、コースに入っているほど有名です。
帰ってきたらまた、もっとくわしく情報をアップするので。それでは、しばらくの間、皆さんお元気で。so long
2004/6/25
昨日の晩遅く帰ってきました。今日の朝は時差ぼけもあり、とても早く目覚めちゃいまいしたね。アメリカの感想は?というと、『アメリカもスゴイ不況やな』というのがまず一番です。めちゃ流行ってるSC以外はのきなみ、空き店舗の嵐。特にアパレル関係のショップの撤退の数のすごいこと。
いつもなら、うきうき気分で、ショップめぐりする私ですが、着いた早々、いきなりブルーな気分になりました。不況は、衣食住の業界で、一番に衣に来ることを強く感じさせられました。今日はあまり書けないですが、また明日から色々書いていきます。それでは、今日からまたよろしくお願いします。
2004/7/1
本日2度目のアップです。アメリカ研修のまとめ第一弾です。まずは、LA編。ノースウエスト航空で約11時間。やっとのことでロサンゼルス空港に着きました。飛行機の中で2回ご飯を食べ、1回おやつを食べた私は、ほとんど養殖状態。出てきたものを食べ、飲みして、後は寝るだけだものね。ずっと座ってたから、腰と足が痛い。
今回の研修旅行の課題は、どれぐらいの値段帯がアウターで中心か?というのが一番。それと、あたらしい業態が生まれてるのか?の2点。気力は充実そのもの。それにしても、腰と足が・・・・。
ということで、空港をでて、早速研修へ。一番に着いた所は、LA東のSC。ここは、前来たときも繁盛してたから、楽しみでした。しかし着いてびっくり。テナントは埋まっているものの、前とは、違うショップが多いこと。しかも名前知らんようなショップやし。前からあるショップもなんか雰囲気悪いし。
ここで分かりました。アメリカが不況ということを。しかも新聞で書いている以上に不況だということを。日本よりひどいです。はっきり言って。
なんかね~いきなりショックでしたね。日本の不景気から抜け出て、梅雨から逃げてカラッとした太陽の下、勉強しようやという気持ちが一気になえました。日本もまだまだ不景気は続くな・・・。
一日目はそのSC以外は全てディスカウント店めぐり。WALMARTやTARGETや色々。前回見たときはどこもそれなりに流行っていたけど、今回は違います。店舗間ですごい差がついていました。流行っている店とそれ以外の店は歴然です。怖いよね~。
こういうDS(ディスカウントショップ)では、以前書いたとおり、食品は扱っていません。それ以外の関連商品を扱っています。じゃ~こういう店で、Tシャツどれぐらいで売っているか?アメリカで一番安いといわれてるWALMARTは$6.99から扱っています。日本円で大体¥880ぐらいかな。こう見ると日本と安いTシャツ比べてみてもそんなに変わらないんですよ。衣料品に関しては、私もあまり驚きませんね。
しかし、その他の商品に関しては全然違います。アメリカ来ると一番に買っておきたいもの。それはなにか?
水です。めちゃめちゃのど乾きます。是非最初に買っておいてください。しかも、DSで。
というのも、アメリカでは、買う場所によって飲み物の値段が日本以上に差があります。たとえば、WALMARTでは、350mlの水12本が$2.99。めちゃめちゃ安いでしょ。1本日本円で30円ぐらい。しかし、SCの中で買うと、1本99セント。遊園地とかで買うと1本$2.99。なんと1本360円もするんです。ぼったくりです。ホテルにも水は置いてます。大体750mlの瓶だと思います。なんと$4.99。
ワインとかでも、安い店だと、日本のメルシャンのようなものが、なんと1本49セントがありました。60円ですよ。
一体値段てなんなんやろ。一日目はこうして過ぎていきました。
つづく。
2004/7/6
今日からの日記は少しフォントを大きくします。メールで、読みにくいというご指摘を受けたので。ご指摘ありがとうございました。ついでに7月分だけフォント大きくしときます。
明日からなんとうの日SALEの始まりです。1年で一番楽しい日というタイトルに負けぬよう盛り上げますので、是非ご来店ください。
では、アメリカ研修のまとめ第2弾を書いていきましょう。食品スーパーを2日目は回りました。平均的な品揃え方のスーパーと食材にこだわったスーパーと大きく分けて2つがあります。品揃え型のスーパーは値段の安さ、アイテムの見易さ、24時間の営業をするといった利便性の違いでどの店も競争しています。日本でもよく見る状況ですね。だから、見比べてもあまりおもしろくありません。ただ、値段の安さはけた違いです。この前も書きましたが、ある店では、ワインが59¢、水が1L6本で$2.99、コーラが2.5L6本でこれまた$2.99。(水モンばっかしでごめんなさい。
24時間営業のスーパーにもびっくりしました。500坪ぐらいのスーパーが24時間営業してコスト割れせんのかいな?日本では無理でしょう。
注目は、食材にこだわったスーパーです。ホールフーズマーケットという健康志向のスーパーがあります。今日本でも、無農薬とか、非遺伝子組み替えを表示した商品をみかけることがありますよね。そんな商品ばかり集めたスーパーです。
アメリカでは、無農薬の基準は国が決めていて、簡単には無農薬の表示はできません。日本より厳しいそうです。特にここホールフーズは徹底しています。例えば、たとえその年、農薬をつかわなかったとしても、その土地には残存農薬があるので完全に無農薬になるまで、『無農薬に移行中』という表示をし、他の無農薬アイテムより安く販売しています。日本では考えられないほどの徹底振りです。それでいて日本の一般スーパーより安いから驚きです。あっそうそうサプリメントも安いですよ。日本の三分の一の値段ぐらいです。
あと、酒と酒のつまみに特化した店、トレーダージョーズという店も面白かったですよ。この店のモットーは食べておいしかったものしか売らない、です。ホントに全部食べてるのか、疑問で浮けど・・・・。まあそれにしても値段のわりにおいしいです。それは認めます。実際スーパーにはないような、特殊な酒のつまみもありますし。
商品を安く売るため、SCには出ないそうですが、実際辺鄙なところに店があります。家賃を抑えるためだそうですが、何もそんなところに出さなくても・・・というところにある店もあります。
アメリカの面白さを実感した2日目でした。
2004/7/9
では、アメリカ研修のまとめ第3弾を書いておきましょう。サンフランシスコのダウンタウンのことについて、です。
サンフランシスコの気候は、カリフォルニア的なそれではなく、むしろ日本によく似たものです。自然発生的に生まれた町なので、LAより歴史を感じさせてくれ、住むのにいい町です。ダウンタウンを中心に町は発展し、商業施設もここに集まってきています。どんなブランドもダウンタウンにくれば揃います。
専門店の西海岸の基幹店もここにほとんどが集まってきています。基幹店というだけあってホントどの店も大きいですよ。品揃えも、LAより揃っていることが多いと思います。気候のせいというのもありますが、トレーナーや、ジャケット、ジャンバーも夏でも店においてあります。同じ西海岸でも、これだけ気候が違うと置いてあるアイテムがぜんぜん違うことにおどろきます。
2004/7/14
この前の続きです。サンフランシスコは、ゴールデンゲートブリッジやフィッシャーマンズワーフなどの観光名所を有し、その上町自体が『坂の町』という観光都市です。そのうえ、この時期サンフランシスコは、ゲイパレ―ドが行われ、他の町より、人通りも多く、活気のある町でした。お店も、閉鎖している店はあまりなく、今回のアメリカ研修の中で、もっともうきうきした気分でお店めぐりが出来た町でした。
SFでは、さらに、倉庫街の再開発に力をいれています。旧倉庫街というと、さびれた治安の悪い場所というイメージがあると思います。実際映画とかで見てると、倉庫街での犯罪の話というのはよくあります。そのイメージの払拭と、資源の有効活用のため、市が再開発に力を入れています。建物は、できるかぎりそのままで使い、昔の景観を残しています。ですから、ある店など壁に書かれたいたずら書きをそのまま残してる所もあります。町のイメージを大事にしているんですね。実際ここに来ると、時間がゆっくり流れてるような気がします。この雰囲気は日本では絶対作れないでしょうね。あっそうそう東海岸でも、こういう再開発してるところが増えているそうです。そして、その中に、必ずといっていいぐらい存在するショップ、『マザーズキッチン』。料理器具を売っていて、店の奥では、料理教室を開いています。料理って楽しいんだな!と言う気分にさせてくれること保証つきです。絶対アメリカにきたら、行ってみてください。
なぜそんなに人気なのかというと、アメリカも、核家族化が進み、料理をお母さんに習うことが出来なくなって、その場を設ける場が必要になってきているからだそうです。教室代も、実際店で売っている器具も安いというのが、日本と違う点でしょうか?というか日本が高すぎるだけでしょう。
で、そのSFの倉庫街の隣に核テナントとなるイケアがあります。おととし出来たばかりの最新版イケア、その話をしましょう。
たぶん、今のところイケアの中でも、一番大きい店の部類になるでしょう。店舗の広さおよそ、3000坪。これはあくまで、店の広さであって、駐車場を含めていません。どれだけ広いかというと、歩いて店をぐるっとすると、30分かかります。
しかも、セルフ方式のお店ですので、自分が欲しいアイテムのナンバーをひかえて後で、倉庫にそのアイテムをとりに行かないといけません。その倉庫の広さ1000坪。店の中は、テーマごとに区切られていて、通路がそれに沿ってあるのですがm、その通路がまるで迷路のように張り巡らせれています。ひとつ忠告しときます。時間があるときにここにきてください。出口はところどころにありますが、その出口を見つけるのに一苦労です。しかもレジは計算が遅いので、めちゃまたされます。
品揃えがなんせ中途半端じゃありません。家具からグラス。果てはおもちゃまで。こんなん日本に出来たら、近くのホームセンターどころか、100円ショップ、アウトドアショップ、小物屋、全て潰れちゃいます。それぐらい、品質もいいし、値段も安いし、陳列が面白い。
最近思うのですが、日本のアパレルは、もう既にグローバル化が進み、値段の安さと言う点では、アメリカとそんなに変わりません。しかし、その他のもの、例えば薬とか、家具とか、家賃とか、電話代とかはアメリカに来るとカルチャーショックを受けるぐらい値段が違います。きっとそういうものもいずれグローバル価格になっていくんでしょうね。そう遠くないと思います。
2004/7/21
さて、いよいよ今日は、ラスベガスのまちについて。ここもあまり不景気とiいう感じは受けませんでした。観光客が一杯で、いやになるぐらいでした。
ここでは、観光客の町という印象しかないかもしれませんが、やはりそこで働く人も観光客の数に比例して多くその人たちのためのベッドタウンというのがあります。そして、ベッドタウンには、もちろん食料品や衣料品を販売する地元の人のための店も有しています。ベッドタウン郊外には必ずある店ウォルマートは、やはりラスベガスにもありました。そこへ行ったので今日はその話をしましょう。
ウォルマートと聞いて、流通業に関わる人なら『世界一の販売額を誇る小売企業』とすぐ連想されると思います。食品以外を扱うディスカウントストア企業と認識されている方が多いと思います。ウォルマートはDS『ウォルマート』で全米に4000店舗(?)を誇り、さらに会員制DSストアや、いろんな形態で全米に展開しています。どの町に行っても、ウォルマートに属するお店はホント必ずあります。もう既にアメリカでは、同じアイテム、形態のお店を出すのは飽和状態にまで近づいてるんじゃないかな?と思います。
そんなウォルマートの最新形態の店がラスベガスにあります。今までも、食品を実験的にとりいれているお店がありましたが、いよいよウォルマートが食品と非食品のDS(もはや単なるディスカウントストアというカテゴリーではくくれなくなってしまいつつありますが)形態に取り組み始めたのです。
日本のメガマートとウェルマートをくっつけた大きくて、めちゃめちゃ値段の安いお店だと認識してくれたらいいと思います。なんかね~この店見たとき、ホント日本のメガマートに来たみたいな錯覚に陥りました。店の照明は明るいし、外装もきれいしね。
単なるウォルマートなら、店は安っぽいし、一品一品の量が多すぎるし(例えば、水なら1Lのペットボトル1ダースが最低ロット)、日本には合わないなと思いますけど。この新形態の店なら多分ちょっと改良すれば日本でも通用するなというか、怖い存在になるな、と思います。
この新形態のお店を全米中に、今展開中らしいです。古い店はスクラップして・・・・。そして今年早くもウォルマートは食品の分野でも、アメリカでナンバー1の売上をするにいたったそうです。たしか日本の新聞にも載ってたと思います。
すごいです。早すぎます。全米一になるスピードが・・・・。その後いろんなSC今回まわりましたよ。でもラスベガスで見たウォルマート。これがこの町では一番印象に残りました。で今日はこのぐらいにしときます。明日はラスベガスに折角来たんだから観光について書きますね。では。
2004/7/24
ラスベガスと聞いて、一番に連想する言葉『カジノ』でしょうか?
どのホテルにも、一階にカジノがついていて、チェックインする時も、ホテルのロビーに行く時も,必ずカジノを通過しないとたどり着けない造りになっています。昼はラスベガスの町は暑い、ひたすら暑いので、ホテルの中を通ろうとすると、カジノ。水を買おうとすると、カジノ。ホテル内のプールを使用しようとすると、カジノで、ほんま嫌になることがあります。
今年ラスベガスへ行って、勉強になったことは移動はタクシーが一番便利だという事です。お金がないときはシャトルバスという手もありますが、めちゃこみます。ただでさえ暑いのに、人の熱気で、バスの中は蒸し風呂状態。暑さが苦手な方は、必ずタクシーをお使いください。
今回私が泊まったのは,ルクソールというホテル。ピラミッドの形をした、あの有名なホテルです。エレベーターが斜めに上昇するという、おもしろいホテルだそうです。
・・・・・だそうです?とまったんちゃうんかい!!(一人ツッコミ
泊まったんです。ホントに。だけどおととし、新館が出来て、私はそこに泊まりました。ただの長方形したホテルで、味も素っ気もなし。色々理由があって、本館の斜め移動式エレベーターには、乗れませんでした。その理由は、乗る暇がなかったというか、乗る元気さえなかったから、といったほうがいいでしょうか。
ホテルについて早速、あの有名なストラストフィアタワー(てっぺんに、ジェットコースターと、ビッグショットがある有名なホテルです)に行こうか、と言う話になり、カジノもせずいざ出発しました。
ここで、ルクソールの位置を説明しないといけません。ホテル群の一番、い~ちばん南にルクソールはあります。そして、目指すストラトスフィアはホテル群のいちばん北にあります。ということは、町の端か端まで往復しないといけません。行きはいいけど帰りは最悪でした。タクシーじゃなくて、バスを使ったんですけど(金をケチって)、往復で2時間かかったんですから。
しかもバスには人がぎゅうぎゅう詰めでエアコンは効かんし、バスはなかなかこんし。
ホテルや道路があまりに巨大すぎて、すぐそこのバス停まで歩こうや、と思っても・・・やしね。距離感がなくなります。ラスベガスという町は。でもね、ラスベガス行ったら絶対ストラトスフィアには行ってくださいね。時間かかるけど・・・。ではこれで、えんえん続いたアメリカ研修編これにておしまい。(完)